役に立たない風景

村上春樹さんのエッセイにでてきた記事です。

昔、 トム・ジョビンの曲の中に、「役に立たない風景」というステキなタイトルを見つけ、いつかそれを使ってみたいとありました。内容はもうすっかり、忘れてしまったけど・・・と。

なるほど、題も素敵ですが内容も素敵でした。
ざっとこのように歌っています。今回の翻訳はルミさんが手伝ってくれました。感謝!


役に立たない風景  作詞 Aloysio de Oliveira

♪♪いったい なんのため?
   なんでこんなに広い空?
   なんでこんなに大きな海? なんのために?
   くだける波は何の役にたつ?
   昼下がりの風は?午後の時にどんな役に立つ?

   役に立たない風景

   もうこないのかもしれない・・・
   もうけっして きてほしくないのに・・・

   もし僕がたった一人でゆく道が無であるなら
   道に咲く花は何の役にたつのだろう?

   無でしかない・・・
   無でしかない・・・ ♪♪

村上さんと椎名誠さんの本大好き。
きっと若き日の心象なんでしょうね。
年を重ねた今は、こんな心境です。

「山路きて なにやらゆかし すみれ草」 芭蕉


















サンパウロ・ビエナーレ その2

ビエナーレ参加アーチストの中に、アメリカ人Sergei Tcherepninさんと日本人Ei Arakawaさんの共同作品を見に出かけました。メトロ・サンタ・クルス駅近く。モデルニストの家Casa Modernistaへ www.museudacidade.sp.gov.br/casamodernista.php


この住宅はブラジル近代建築による住宅第1号といわれ、サンパウロ州の歴史的記念建造物に
指定。1927-1928年にロシア人建築家Gregori Warchavchikさんが自宅用に建てました。

ル・コルビジュLe Corbusierの近代建築のコンセプトに、ブラジルの風土に合った建築を実現させたとされます。1万3千m2ある庭園はMina Klabin Warchavchikさんが、ブラジルの樹木と花々を組
み合わせたトロピカル風。今はあまりその感じはありませんでしたが。雑木林かな。

ボーイスカウトのキャンプに使われていたとか。なるほど。街中にこれだけの静けさはあまりないですから。

見たいと思っていた歴史的建築物とアートが一度にできて良かったです。

この金属板を動かすと、音楽が流れます。畳一畳くらい。
音楽と写真の関係があるのでしょう。音量は自由に調節。
アート・ガイドさんが実演してます。もちろん、
皆それぞれに動かして楽しんでました。
私も始めての体験でした。
音楽とアートのコラボ。いろいろなアイディアに敬服。

当時の家具やライト類などもすべて、Minaさんによるもの。
残念ながらなにも残されていません。
ガラスブロックや鉄の扉に
敷石もモデルニズム的!?

この住宅の正面に病院があります。これが戦前、日本政府が援助してたてた日本病院。
戦争中、没収されましたが、戦後、日系社会にもどり、現在はサンタ・クルス病院と改名。
私も利用してます。年とともにお世話になります。
















いただきました!福山さんオリンピック写真ムック・ブック

アイドル福山さんのAERAMook 「London2012福山雅治xロンドン五輪 祭典とエコ、そして人々」
長たらしい題の写真集?いただきました。うれしいですね。

アスリートその人の瞬間動作や観客、観光客、競技場など、さすがプロですね。お気に入りの1枚です。 


何かフジタの絵をみてるようです。古い建物とビーチバレーの対比がおもしろい。


このお土産をいただいた先輩は、日本で働くブラジル人を援助するNGOを立ち上げている方で
今回は日本語の教育事情視察のための來伯でした。リタイアなさってからも、ボランティア・・
脱帽!!

おいしいお茶をいただきながら、ゆっくりページをめくりましょう。
ファンだけのライブいきたかったなあ・・・・



MAM こちらの方がビエナーレ?

今回のビエナーレは会場をいくつかの美術館と提携し、分散して展示していることです。
ビエナーレ館のすぐ前のMAM(Museu de Arte Moderno)でも、その一環としてアドリアナ・バレジョン
(Adriana Varejão)展を開催中。www.mam.org.br/

ここの館長さんはミルーさんという女性。イタウ銀行というトップバンク一族の方で、ここのほかパウリスタ大通りにもイタウ銀行文化センターを運営しており、現代アーチストに場を提供しています。

水墨画的な絵の下に頭を切られたタコが何匹か貼られた絵。
現代アートは固まった頭にショックを与えてくれますね。
貝の中に胎児。ウーーーン
切り取られた空間。分かりやすい。
タイル画。でもすごいテーマですね。
イビラプエラ公園は文化複合施設一杯。この後ろの建物はインディオの家屋を真似た展示館。
OCAオッカ。ステンドグラス的装飾がほどこされて。
これは来週から始まるバチカンー宗教と芸術展の装飾です。
でかけなくちゃ!ただ、入場料がかなり高めです。44レアル!?
自然のアートが一番!!  ほっとします。
MAMで仕事をなさった写真家さんのページです。
http://www.foiltokyo.com/rinko/saopaulo.html

ミルー館長Milú Villelaの「アートへの賞賛」という記事の中で、サンパウロはもうロンドン・NY・トウキョウ・パリ・上海・ムバイなどの世界アートの町になったこと。国連の調査によるとブラジルの文化輸

出はまだ世界で35番目であること。我々は鉱物や石油や農産物の大輸出国だが、これからはアイディア・創造性や異文化を輸出していくこと。世界がブラジル的な感覚を求めていること。そして

ブラジルに対する認識が変わってきていることを歓迎すると書いています。
中間層の広がりに比して、庶民が自信を持って生きているように私も思います。すばらしことです。







2012 年 サンパウロ・ビエナーレ その1

今年のビエナーレの概念は「詩の緊迫」としていますが、あまり人気がないようです。
キューレターはベネズエラの Luis Perez-Oramas さんは、庶民はアートよりも観念に支配されているからだと反論しています。

出展アーティスト100名内ぶらじる人21人。配置は4つのテーマに分かれています。
①生存 ②高波? ③漂着 ④高速 

奇をてらった作品がなくなり、静かさがもどったようです。土曜日の11時に入館。観客も
少なく、ゆっくり楽しみながら歩きました。もう一度訪ねる予定。
2012年9月7日から 12月 9日まで開催です。オフィシャル・サイトは www.bienal.org.br

かのオスカーニーマイヤーの作品です。中央がのぼりとくだりのスロープ状階段。
この両側が展示室。ガラスばりの建築ですので、陽光がいっぱい!
きもちいいですし、眼が疲れたら、公園の樹木が直してくれます。
この作品が最もビエナーレ的?地面の中にコンクリートが吸い込まれていきます。
建物崩壊でしょうか。テーマに近いのかも。
すべての板はぐるぐるモーター仕掛けで回っています。面白い。
若い人のファッションはどこも同じ。
ガラスのマジック!四面対。

粘土に包まれたかぼちゃ・サツマイモ・リンゴなど、焼きただれた瓦礫からの再生でしょうか。

モナリザ・車輪・靴下  その心は?現代アートの楽しさ!
これもアート?
世界が燃えてます?それともあなたの心が?
再生可能資材アート。
他州からのグループです。ピクニック気分で楽しそう。
このカーテンもキッシュですね。

入り口正面に飾られたアメリカ人の作品。写真の口から黄色いメガホンが出ています。
何か叫びたいのかな?









JUN NAKANO と ロンドン・オリンピック閉会式と「GAME」

 ロンドンオリンピックも終わりました!


私はあまり見なかったのですが、アスリートの活躍で、盛り上がってはいましたが、日本ほどでは。ネイマールには国民全員が落ち込んでいましたが。日本のアスリートは皆さん大活躍でしたね。

政府関係者はオリンピック強化費をつぎ込んだ割りにメダル数が少ないとか、ブラジル・オリンピック委員会の不手際に文句が出たり?!で話題には事欠きませんでした。


「Moda no Brasil」の展覧会カタログ Jun Nakanoのページ

さて、オリンピック閉会式のブラジル・ショーはいかがでしたか。
マリザ・モンテさんの衣装もステキでしたね。すごい量の傘を使った波模様?

☆このショーの舞台監督のを務めた1人ジュン・ナカノさんの閉会式前のインタビュー記事から。

-300人もの衣装はブラジル国内と現地ロンドンとローマで作成。 準備期間はたったの2ヶ月間。

-皆ハリウッドや海外で仕事をしたことのある優秀なプロ集団。

-300人の出演者はすべてブラジル人ではなく、現地のボランティア。

-テーマはカーニバル的なものもあるが、ブラジルの歴史や自然の幻想的な感じも表現したい。

 何しろ全世界で40億にのぼる人々が、このショーの中にブラジルをイメージするから。

-すでにメディアによって、ブラジルはどんな世界をも包み込んでしまうフォームを持っている国との
 認識がある。etc

 Jun Nakanoさんは 技術高校では電子学を学びましたが、大学で美術に変更し、その後、ファッションの勉強をなさった方です。まだ45歳の新進デザイナー!

 1988年日本へ。Issei Miyake, Yoji Yamamoto, Lei Kawakuboを知る。その20年後の2008年、「生活が形になる時ーーー未来のブラジルと日本の対話」と題する展覧会を東京現代美術館MASP「で

開催。

2004年のサンパウロ・ファッション・ウイークで「紙のドレス」で世界をあっと言わせました。

 今、FAAP で「ブラジルのモード」と題して、展覧会も開かれています。こちらで見られます。 www.faap.br (FundasaoArumandoAlvaresPenteado美術大学付属美術館です)



☆ オリンピックというと、1964年東京オリンピックで新宿駅周辺で英語の通訳をしたことを思い出します。英語圏ではない観光客の皆さんと会話しました。楽しかったです。今ではすっかり錆びてしまいましたが。


☆アイドル福山さんのオリンピックソングCD「Game」が発売されます。姉に送ってもらいましょう。楽しみがまた一つ増えました。うれしきかな。どんな曲でしょうね。


福山さんCDがサイモン・ガーファンクルのCD数を超えて20枚に?!!!!











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ようこそ

Blogには航海日誌という意味もあるとか。それならば人生の航海日誌を日々の何気ないできごとにたくして、人生の終盤を私流に生きていますということを、ちょっとかっこつけて、書いてみようと思い立ちました。サンパウロに住む利点を生かし、まったく個人の目からみたこちらのニュースも流します。もう一つ、自他共に許すあの福山さんの大ファンなので、彼の発言をだしに、一言申し上げる所存でもあります。反発され、石が飛んでくるかも知れませんね。

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学生運動の最盛期に卒業し、移住。血液 AB型 趣味 お琴・コーラス・読書
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